ゲーミングデスクマットの選び方|サイズ・操作感で比較するおすすめ候補

ゲーミングデスクマットの選び方|サイズ・操作感で比較するおすすめ候補

ゲーミングデスクマットは、まずキーボードを置いたあとにマウスを動かせる広さが残るかで選び、次に表面の操作感を比べるのがおすすめです。ゲーム中心なら布製の大型マウスパッドが候補。部屋の雰囲気も楽しみたいなら、LED付きという選択肢もあります。

ただし、「大型」「XL」という呼び名だけでは机に合うか分かりません。同じ布製でも、表面摩擦を重視する製品と、抵抗の少ない滑らかさをうたう製品があります。この記事では、寸法とメーカーが説明する特徴をもとに、ゲーム用の操作面とデスクの見た目を両立する選び方を紹介します。

この記事のポイント
  • 天板と操作範囲に合わせるサイズ選び
  • 表面の滑り・厚み・裏面の比較
  • 大型布製とLED付きの用途別候補
  • メーカーごとに異なる手入れの条件
目次

ゲーミングデスクマットの選び方:サイズと操作感を先に決める

普通のデスクマットとの違いは、何を優先して選ぶか

普通のデスクマットとの違いは、何を優先して選ぶか

机を保護したい、紙に文字を書きたい、マウスを大きく動かしたい。このうち、どれを優先するかで候補が変わります。PFUのデスクマット解説では、天板の傷や汚れの防止、筆記の補助、マウス操作などが用途として挙げられています。

デスクマットという名前の商品すべてが、ゲーム中のマウス操作を中心に作られているわけではありません。

ゲーム中心なら、表面の滑りや摩擦、マウスセンサーを意識した説明がある大型マウスパッドから比較するとよいでしょう。例えばロジクールG840は、クロス表面の調整と適度な表面摩擦を特徴にしています。キーボードとマウスを一緒に載せられるため、「デスクマット」という商品名に限って探す必要はありません。

一方、仕事と兼用で筆記のしやすさを重視するなら、素材を見る軸も変わります。PFUは、PUレザーを筆記作業がしやすく手入れもしやすい素材、布を柔らかくマウスの滑りが良好でゲームにも適した素材として紹介しています。ただし布は皮脂などの汚れがつきやすいという面もあります。

見た目だけで素材を決めず、机でよく行う作業から優先順位をつけましょう。

サイズは天板の幅・奥行きと、キーボードを置いた配置で選ぶ

購入前に測りたいのは、天板の幅と奥行きです。PFUも、大きすぎて天板から垂れ下がるサイズは見た目と使い勝手に影響すると説明しています。そのうえで、机全体を覆いたいのか、キーボードとマウスの周辺だけを覆いたいのかを決めます。

机に載ることと、自分が必要とする範囲を覆えることは、分けて考えるのがポイントです。

キーボードとマウスを同じ面に置く候補としては、900×400mmのロジクールG840や、概算940×410mmのRazer Gigantus V2 XXLがあります。広いマウス操作面が欲しいなら、概算1200×550mmのGigantus V2 3XLも比較対象です。

ただし、どのサイズでも希望の配置が収まると考えず、普段使うキーボードの位置とマウスを動かす範囲を机上で確かめて選びます。

横幅だけで決めないことも大切です。アローンのALG-LEDDM80は800×300mmで、前述の大型布製モデルより奥行きが短い製品。候補を机に当てはめるときは、左右の広さに加え、手前から奥へ動かす範囲にも目を向けてください。横長の見た目が似ていても、置ける範囲は同じではありません。

表面は「布製」の一言で決めず、滑りと摩擦の説明を読む

表面は「布製」の一言で決めず、滑りと摩擦の説明を読む

布製という素材名が同じでも、操作感の説明は製品ごとに異なります。G840は、マウスの動きを感じ取るための適度な表面摩擦を特徴とし、速い操作とゆっくりしたコントロールの両方を想定しています。動かしやすさに加え、操作中の抵抗感も重視したい人が注目したい説明です。

Gigantus V2は、細かな織り目の布表面と、抵抗の少ない滑らかな操作感をうたっています。国内正規流通代理店MSYの発売時仕様では、タイプを「バランス(スピード&コントロール)」と記載。滑りの軽さを見たい人には、こうした表面の説明が比較材料になります。

ここで気をつけたいのは、メーカーの説明をそのまま製品間の順位にしないことです。「滑らか」「適度な摩擦」は、それぞれの製品の特徴を伝える言葉。共通の条件で摩擦を測った比較値ではないため、この説明だけでどちらが速い、どちらが止めやすいとは断定できません。

私はまず、広さを増やしたいのか、操作中の抵抗感を重視したいのかを決めてから候補を絞ります。

厚みと裏面の滑り止めは、別々の項目として比べる

厚さだけを見て、安定性の優劣まで決めるのは避けたいところです。G840は厚さ3mmとラバーベースを組み合わせ、キーボードとマウスを支える設計。Gigantus V2のXXLと3XLは厚さ4mmで、高密度ラバーフォームと底面の滑り止めラバーを採用しています。

見るべきなのは、厚さの数値と裏面の構造の両方です。

表面にはマウスを動かす役割があり、裏面にはマットを机上にとどめる役割があります。G840の説明でも、ラバーベースによってクロスが一か所に寄るのを防ぎ、広い範囲で操作を維持するとされています。「マウスが滑らかに動く」と「マット自体がずれにくい」は両立させたい条件です。

また、同じシリーズ名でも厚みは共通とは限りません。Gigantus V2はM・Lが3mm、XXL・3XLが4mmです。小さいサイズのレビューや仕様を、大きいサイズへそのまま当てはめないようにしましょう。サイズを変更して購入するときは、幅と奥行きだけでなく厚さもセットで見直します。

ゲーミングデスクマットのおすすめ候補と手入れの注意点

操作感と広さを両立したいなら、ロジクールG840を比較の基準に

G840 ゲーミングマウスパッドは、キーボードとマウスをまとめて置く大型布製モデルを探している人の候補です。ロジクールGマウス用に表面質感を調整しており、適度な摩擦とラバーベースが特徴。公式のG840発売資料では900×400mmの面積、厚さ3mmとされています。

候補・対象サイズ寸法(横長に置く場合の横×縦×厚さ)表面・裏面の特徴選ぶ際の軸
ロジクール G840900×400×3mm調整済みクロス表面、ラバーベース適度な摩擦とキーボードを置ける広さ
Razer Gigantus V2 XXL概算940×410×4mm布表面、高密度ラバーフォーム、滑り止めラバー横長の広さと滑らかな操作感
Razer Gigantus V2 3XL概算1200×550×4mm布表面、高密度ラバーフォーム、滑り止めラバー机の広い範囲を覆うサイズ
アローン ALG-LEDDM80800×300×4mm撥水加工のマイクロファイバー、裏面滑り止めラバー加工奥行き300mmとLED演出

G840の寸法は、2021年の公式発売資料では「幅400×奥行900×厚さ3mm」という順で記載されています。表では横長に置く向きにそろえました。Gigantus V2はメーカーが概算サイズと案内しており、MSYにも製品ごとにサイズや重量が若干異なる場合があるとの注記があります。

天板に余裕なく収めたい場合は、この条件も考慮してください。

G840を選ぶ理由は、単に大きいからではなく、広さと表面摩擦の説明がそろっている点です。キーボードを置きながら、速い動きと細かいコントロールの両方を意識したい人に向いている候補といえます。

一方、さらに広い面を覆うことが目的なら、次のGigantus V2 3XLと設置範囲を比べるほうが判断に直結します。

広さを選びたいなら、Razer Gigantus V2のXXLと3XL

広さを選びたいなら、Razer Gigantus V2のXXLと3XL

Razer Gigantus V2は、細かな織り目の布表面を採用したモデルです。デスクマットとして横長に使う候補はXXLと3XL。どちらも厚さ4mmの高密度ラバーフォームを備えているため、この2サイズで迷うなら、まず机のどこまで覆うかを決めるとよいでしょう。

XXLはキーボードとマウスの周辺を横長にまとめたい場合の候補。3XLは、さらに奥まで広く敷きたい場合に比較するサイズです。Razerは3XLについて、低DPIを使用する人や、大きなマウスパッド上で操作したい人に適すると説明しています。

大きさを持て余さないかより先に、天板の幅と奥行きの両方に収まるかを確認しましょう。

購入時は、XXLの公式販売ページ3XLの公式販売ページで選択サイズを見分けられます。国内向け型番はXXLがRZ02-03330400-R3M1、3XLがRZ02-03330500-R3M1。シリーズ名だけで注文せず、希望するサイズと型番を合わせることが大切です。

楽デスク

Razer Razer Gigantus V2 RZ02-03330400-R3M1 を探す

楽デスク

Razer Razer Gigantus V2 RZ02-03330500-R3M1 を探す

光るデスクを楽しむなら、アローンALG-LEDDM80

光の色もデスクの雰囲気に合わせたいなら、LEDデスクマット ALG-LEDDM80が候補です。左上のコネクタ部分にあるボタンで色や発光パターンを変更でき、7色の発光とグラデーションを楽しめます。マットの広さに加え、好みの色を選べる点を重視する人向けです。

表面は柔らかなマイクロファイバーで、撥水加工付き。裏面は滑り止めラバー加工、対応マウスは光学式と案内されています。寸法は800×300×4mmなので、大型布製モデルのように広く覆うことより、この範囲で操作面と照明をまとめたい場合に比較したい製品です。

照明付きで見落としたくないのは接続まわり。本体にはType-Cコネクタがあり、長さ1mのType-Cケーブルが付属します。発光を使う前提なら、マットを置く位置だけでなく接続先までの配線も考えておきましょう。

端子形状と付属ケーブルは明記されていますが、必要な電源出力の数値は製品ページに記載されていないため、電源アダプターを追加する場合は適合をメーカーに確認する必要があります。

なお、メーカーの特設ページでは大型モデルを「ALGA-LEDDM80」と表記し、リンク先の個別製品ページでは「ALG-LEDDM80」と表記しています。ここでは寸法と端子が明記された個別ページを基準に紹介しました。

表記違いの理由は示されていないため、販売店の商品と照合するときは、個別ページのJANコード4580098929408も確認材料にしてください。

丸洗いできるとは限らない:手入れは製品メーカーの案内を優先

丸洗いできるとは限らない:手入れは製品メーカーの案内を優先

布製だから水洗いできる、撥水加工があるから丸洗いしてよい、とは判断しないでください。エレコムの素材別お手入れガイドも、一般的な内容であり、具体的な注意点は使用製品の取扱説明書を確認するよう案内しています。洗いやすさを購入条件にする場合は、素材名よりも、その製品に認められた手入れ方法が重要です。

例えば、Razerの公式清掃ガイドは、同社マウスパッドに汚れが見える場合、毛羽の出ないマイクロファイバークロスを水道水で軽く湿らせ、円を描くように拭く方法を案内しています。石けんや強い洗浄剤、洗濯機、流水での洗浄は使わないという注意もあります。

Gigantus V2を選ぶなら、他社の布製品向けの洗い方をそのまま当てはめないことが大切です。

LED付きについても、表面の汚れへの強さと、電装部分を含む水洗いへの対応は分けて考えます。ALG-LEDDM80の個別ページに記載されているのは表面の撥水加工で、丸洗い可能という案内ではありません。

エレコムの一般的なLED内蔵マウスパッド向けガイドでも、水没は禁止され、清掃は乾拭き中心とされています。

購入前に丸洗いの可否を重視するなら、対象製品の説明書やメーカー窓口で確かめましょう。

洗濯機や乾燥機に入れられることを前提に選ぶのも避けたいところです。エレコムの一般向けFAQでは、布製でも洗濯機は推奨せず、乾燥機は変形や劣化の原因になるため自然乾燥を基本としています。操作感、机に合うサイズ、許可された手入れ方法。この3点に納得できるものを、長く使う候補にしましょう。

ゲーミングデスクマットの選び方まとめ

この記事のまとめです。

  • ゲーム中心なら、表面の操作感を説明した大型マウスパッドも候補にする
  • 天板の幅と奥行きを測り、キーボードを置いたあとの操作範囲でサイズを選ぶ
  • 布製でも表面の特徴は異なり、メーカーの説明だけで滑りの順位は決められない
  • 厚みだけでなく、裏面のラバーや滑り止めも比較する
  • G840は、適度な表面摩擦とキーボードを置ける広さを重視する人の候補
  • Gigantus V2は、概算940×410mmのXXLと1200×550mmの3XLを設置範囲で選ぶ
  • Gigantus V2はサイズによって型番が異なるため、注文時の選択サイズも照合する
  • ALG-LEDDM80は800×300mmのLED付き候補で、Type-Cコネクタと1mの付属ケーブルも配置に考慮する
  • Razerのマウスパッド清掃案内では、湿らせたクロスで拭き、石けん・洗濯機・流水洗浄を避ける
  • 撥水加工を丸洗い可能と読み替えず、対象製品の手入れ方法を優先する
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この記事を書いた人

はじめまして、パソコです。
デスクワーク歴20年、肩こり・腰痛に悩んでデスク環境を整え始めて10年、今ではデスク周りすべてが趣味になっている40代の在宅ワーカーです。
「自分にぴったりの一台・一脚」に出会えるお手伝いができれば嬉しいです。

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