G913のキーキャップは交換できる?互換品の選び方と外し方

G913のキーキャップは交換できる?互換品の選び方と外し方

G913のキーキャップは交換できます。G913とG913 TKLの日本語説明書には、取り外し・交換の図が掲載されています。ただし、交換品は「薄型」「ロジクール対応」という表示だけで選ばず、手持ちの機種と交換するキーの両方を合わせる必要があります。

キーキャップだけを補いたい場合は、対応機種を明記した互換品が候補です。一方、キーを押しても反応しない場合は、内部のスイッチに問題がある可能性もあります。購入前に、キャップの破損なのか、入力の不具合なのかを分けて考えましょう。

この記事のポイント
  • 純正品の購入と保証相談の違い
  • 機種・配列・キー位置による互換性の判断
  • 1個売りの互換キーキャップと注文条件
  • 公式説明書に沿った交換と清掃の注意
目次

G913のキーキャップを選ぶ前に知りたい互換性と購入先

純正品の購入と公式サポートへの相談は分けて考える

純正品の購入と公式サポートへの相談は分けて考える

純正キーキャップを公式から単品購入したいところですが、ロジクールの日本語版キーキャップ交換ガイドでは、公式の交換用キーキャップは入手できず、互換品は第三者の販売者を通じて入手できると案内しています。G913用の純正キーキャップを、公式ストアでいつでも買えるとは考えないほうがよいでしょう。

ただし、部品として販売されているかどうかと、故障時に保証対応を受けられるかどうかは別の話です。ロジクールの期間限定保証は、所定の保証期間における材料・製造上の欠陥を対象としています。保証対象と思われる破損なら、互換品の注文を決める前に、購入店や公式サポートへ相談する選択肢があります。

保証が認められた場合の対応はロジクールの判断による修理・交換・返金であり、「キーキャップを1個だけ送ってもらえる」と決まっているわけではありません。反対に、純正部品の一般販売がないことを理由に、故障の相談までできないと受け取る必要もありません。購入と保証相談を分けるのが出発点です。

G913対応の表記と裏面形状を照合する

互換性を判断するときは、商品説明の対応機種に「G913」または「G913 TKL」が含まれていることをまず見ます。ロジクールの公式ガイドも、同社製キーボード間で取り付け部分の種類が異なり、ある機種で使えるキャップが別の機種では使えない場合があると説明しています。

同じメーカーというだけでは適合の根拠になりません。

G913とG913 TKLの説明書に描かれているキャップの裏側は、2本の爪が伸びた形状です。交換品を探す際は、商品写真の表面だけでなく、この取り付け部分も照合したいところ。「MX互換」「ロープロファイル」といった表示だけを頼りに、G913へ取り付けられると判断するのは避けましょう。

また、販売ページで「G915」と「G915 X」を読み替えないことも大切です。公式発表では、G915 X LIGHTSPEED TKLはG913 TKLの後継機種で、次世代GLメカニカルスイッチとデュアルショットPBTキーキャップを採用した製品として紹介されています。

後継機種という関係だけで、キャップを流用できるとはいえません。

たとえばBERGBUCHの交換品は、商品説明でG913・G913TKL・G915・G813への対応を掲げています。この記載からG915 Xへの対応まで広げることはできません。

手持ちがG913ならG913への対応、手持ちがG913 TKLならG913 TKLへの対応を、その商品の説明で確かめるという選び方です。

日本語配列・キーの位置・色まで合わせて選ぶ

日本語配列・キーの位置・色まで合わせて選ぶ

機種への対応が分かったら、次は交換するキーそのものの照合です。G913の日本語説明書の製品写真にはテンキーと左端のG1〜G5があり、G913 TKLの写真にはテンキーがありません。

セット品を買う場合も、商品にG913の名前があるだけで必要なキーがすべて入っているとは判断せず、収録キーを見る必要があります。

照合する項目商品ページで見る内容
手持ちの機種G913/G913 TKLの対応表記
配列と印字日本語配列の写真や、必要な記号・変換キーの有無
キーの位置数字列とテンキーなどの区別
取り付け部分裏面の爪と取り付け形状
色と販売単位黒・白の選択、1個売りかセットか

特に数字キーは、文字だけを見て注文しないようにしましょう。BERGBUCHのAmazon販売ページでは、「(白)2」と「(白)2(テンキー)」が別の選択肢として並んでいます。同じ「2」でも、どの位置に使うものかを区別して販売している例です。色を選んだ後も、選択中のモデル名まで読みます。

日本語配列では、Enterや無変換・変換キーなども手元の配置と見比べたい部分です。日本語配列のG913 TKLで互換品のAとCtrlを使用した第三者の報告はありますが、それはその購入品とキーについての実例です。その結果を、英語配列のフルセットやほかのキーもすべて適合するという保証には広げられません。

1個だけ補う候補はBERGBUCHの互換キーキャップ

1個単位で補いたい場合の候補として、BERGBUCHの交換用互換キーキャップがあります。楽天市場の販売ページに掲載されている正式な商品名は「ロジクール G913/G913TKL/G915 交換用キーキャップ (選べる1個売り)(発光対応) (BERGBUCH) (Z, White)」。

商品表の型番は「(白)Z」で、白いZキー1個の商品です。

販売者は、対応機種をG913・G913TKL・G915・G813とし、キーの発光にも対応すると説明しています。純正品ではないことも明記されています。白いZキーを交換したい人には検討対象になりますが、商品名に複数機種が並んでいることと、ほかの文字のキーまで同梱されることは別です。

同じBERGBUCHのAmazon販売ページでも、色と希望するキーを選んで購入する方式が案内されています。ただし、このリンクを開いた状態の商品は「0(テンキー), White」。Zキーの商品とは選択内容が異なります。リンク先の商品名より、注文直前に選択されているキー名を優先して照合してください。

販売文には純正品と見分けにくい品質という説明もありますが、これは販売者による評価です。純正品と耐久性や手触りまで同一だとは断定できません。私なら、まず必要な1個がそろうことと配列への適合を重視します。

なお、楽天側は他モールとの併売による欠品の可能性も案内しているため、必要なキーの在庫や発送条件は注文時の表示で判断しましょう。

G913のキーキャップを交換するときの外し方と不具合への対処

塗装剥がれ・爪の破損・入力不良で対処を分ける

キャップ表面の傷みが気になる場合と、キー入力が登録されない場合では、交換に期待することが異なります。ロジクールの交換ガイドも、緩んだキーキャップなどの問題と、内部のメカニカルスイッチの故障を分けて判断するよう案内しています。

見た目の問題を直したいのか、入力できない状態を直したいのかを先に整理しましょう。

キーキャップが緩む場合、公式ガイドではキャップとスイッチ側の取り付け部分を点検し、キャップ側が損傷していれば無傷のキャップへ交換する方法を挙げています。G913の裏面の爪が折れたケースでも、交換品を探す前提は、どちら側が壊れているのかを区別すること。

キャップだけを取り替えれば、あらゆる破損が直るわけではありません。

押したキーが戻らない場合は、キャップ・スイッチ・ゴミなどが原因の可能性があります。また、交換後も反応しなければ、内部の汚れやスイッチの損傷が疑われると公式は説明しています。交換用キャップは入力不良の万能な修理部品ではありません。

スイッチに問題がありそうな状態や、交換しても改善しない状態は、サポートへ相談する段階です。

取り外しは上方向、取り付けは斜めに押し込まない

取り外しは上方向、取り付けは斜めに押し込まない

交換前はキーボードの電源を切り、接続しているケーブルを外します。ロジクールの一般ガイドは、作業前に電源を切るかプラグを抜くことを求めています。ワイヤレスのG913でも、電源を入れたまま作業を始めないようにしましょう。

取り外しと交換の向きは、G913の日本語説明書の13ページ、G913 TKLの日本語説明書の12ページで確認できます。どちらもキャップを上へ外し、取り付け時は位置を合わせて下へ押す図です。片側を傾けて押し込む例には禁止を示す斜線があります。

  1. 電源を切り、接続しているケーブルを外します。
  2. 取り付け部分を傷めないよう、キーキャップを一定の力で上方向へ引き上げます。
  3. 交換品の取り付け部分とスイッチの位置を合わせます。
  4. キャップを斜めにせず、優しく押し下げて取り付けます。
  5. 交換後に、そのキーの入力が正しく登録されるかテストします。

一般ガイドではキーキャップリムーバーの使用を推奨しています。ただし、G913の機種別説明書の図は、ESCのような小さいキーを例にしたものです。その図だけから、Enterやスペースキーなども細部まで同じ構造だとは判断できません。

通常のキャップと形状が異なるキーで取り付け方が分からない場合は、自己流の分解へ進めず公式サポートに相談しましょう。

清掃は柔らかい布が基本、本体を液体に浸さない

キーキャップ交換のついでに掃除をするなら、まず機種別説明書のお手入れ方法を基準にします。G913とG913 TKLの説明書は、柔らかい布やマイクロファイバークロスを使うこと、湿った布は使用できることを案内しています。一方、刺激の強い洗浄剤の使用と、キーボードを液体に浸すことは禁止です。

キャップを外したスイッチ周辺については、ロジクールの一般交換ガイドに、圧縮空気または柔らかいブラシで掃除する案内があります。表面を拭く作業と、露出したスイッチ周辺のゴミを取り除く作業を分けて考えるとよいでしょう。液体に浸してよいという意味にはなりません。

なお、説明書の「湿った布を使える」という記載は、特定の洗剤やアルコールを使えるという指定ではありません。ここから濃度や浸け置き時間を決めることもできません。清掃とキャップの交換をしてもキーが反応しない場合は、掃除を繰り返すだけで解決すると考えず、内部スイッチの不具合も含めて相談しましょう。

保証を相談するなら購入証明と症状をそろえる

保証を相談するなら購入証明と症状をそろえる

保証相談では、製品パッケージや製品仕様に記載された保証期間を確かめます。期間限定保証は材料・製造上の欠陥を対象とし、通常の摩耗、事故や誤用、未許可の修理・改造・分解などから生じた問題は対象外です。塗装剥がれや爪折れという症状名だけでは、保証対象かどうかは決まりません。

購入証明は購入経路で異なります。公式FAQでは、Logicool.co.jpの有効な注文番号、または公認ディーラー・再販業者の日付・価格・製品説明が入ったレシートを挙げています。

公式サイトで購入して証明が見つからない場合は氏名とメールアドレスから注文情報を検索でき、販売店で買った場合は店へレシートのコピーを依頼できるか問い合わせる案内です。

あわせて、機種名、シリアル番号、どのキーがどう壊れたかを整理します。公式FAQは、保証の確認にシリアル番号を使うことと、外観上の問題では画像を求めることを説明しています。写真を要求された場合は、編集していない元のJPEG・JPGファイルを使う案内に従います。

窓口はロジクール公式サポートから機種名や型番で探せます。保証規定では、公式の案内で解決しなければ購入店へ問い合わせ、有効な保証請求は通常、購入後最初の30日間は購入店経由で処理するとしています。ただし、この期間は販売店によって異なり、店で処理できない場合はロジクールへ連絡する流れです。

互換品へ交換しただけで本体の保証が一律になくなる、とまでは決めつけられません。一方、非ロジクール製の部品やアクセサリーに起因する問題などは保証の除外条件に含まれます。

保証を相談したい破損なら、先に症状を伝えて案内を受けましょう。

公式FAQでは、返品承認番号なしで返送しないこと、担当者から要求されるまで製品を破棄しないことも求めています。

G913のキーキャップ選びと交換のまとめ

この記事のまとめです。

  • G913とG913 TKLは、公式説明書にキーキャップの取り外し・交換の図があります。
  • 公式ガイドは交換用の公式キーキャップを入手できないと案内していますが、故障の保証相談とは別です。
  • 交換品はG913またはG913 TKLへの対応表記と、裏面の取り付け形状を照合します。
  • G915対応という記載だけで、G915 Xへの対応まで保証されるわけではありません。
  • 配列、必要なキー、数字列とテンキーの区別、色、販売単位まで合わせて選びます。
  • BERGBUCHには1個売りの互換品があります。紹介した楽天商品は白いZキー1個で、純正品ではありません。
  • キーが反応しない場合はスイッチ側の故障も考えられ、キャップ交換だけで直るとは限りません。
  • 交換前に電源を切り、接続しているケーブルを外します。キーキャップは上方向へ取り外し、取り付け時は斜めに押し込みません。
  • 清掃は柔らかい布などを使い、刺激の強い洗浄剤の使用と本体を液体に浸すことは避けます。
  • 保証の可否は破損原因などで判断されます。購入証明と症状をそろえて相談し、案内前の返送・破棄はしません。
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この記事を書いた人

はじめまして、パソコです。
デスクワーク歴20年、肩こり・腰痛に悩んでデスク環境を整え始めて10年、今ではデスク周りすべてが趣味になっている40代の在宅ワーカーです。
「自分にぴったりの一台・一脚」に出会えるお手伝いができれば嬉しいです。

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