ベッド用モニターアームの選び方と設置方法|仰向けで快適に使うポイント

ベッド用モニターアームの選び方と設置方法|仰向けで快適に使うポイント

テレワークで長時間座り続けると、腰やお尻への負担がじわじわと辛くなってくるものです。そんな悩みを抱えている方に知ってほしいのが、ベッドで仰向けになりながらモニターを使える「ベッド用モニターアーム」という選択肢。

ベッドで寝ながら映画を観たい、ゲームをしたい、在宅勤務を楽な姿勢でこなしたい――そういったニーズに対応するモニターアームは、取り付け方式や可動域、耐荷重などで種類が分かれており、自分の環境に合ったものを選ぶことが大切です。テレワーク・リモートワーク需要の増加により、ベッド用モニターアームを求める声は近年高まっているのをご存じでしょうか。

この記事では、ベッド用モニターアームのメリット・デメリットや選び方のポイント、設置パターン、おすすめ製品まで幅広く紹介します。

この記事のポイント
  • ベッド用モニターアームを使うメリット・デメリットを整理する
  • クランプ式・支柱式など取付方式の違いと選び方を解説
  • 仰向けで快適に使うための角度・距離の設定と使い方のコツを紹介
  • おすすめ製品(エルゴトロン・COFOなど)の特徴と選ぶ際のポイントを確認
目次

ベッド用モニターアームのメリット・デメリットと選び方のポイント

  • メリット:寝ながら快適に作業・視聴できる理由
  • デメリットと安全面の注意点
  • 取付方式の違い(クランプ式・支柱式・サイドテーブル)
  • 選び方のチェックポイント(耐荷重・VESA規格・可動域)

寝ながら快適に作業・視聴できるベッド用モニターアームのメリット

寝ながら快適に作業・視聴できるベッド用モニターアームのメリット

ベッド用モニターアームの最大のメリットは、腰やお尻への負担を和らげながら作業・視聴ができるところ。長時間デスクに座り続けることなく、横になった姿勢のままPCを操作したり映像を楽しんだりすることも可能。テレワーク・リモートワーク需要の増加を背景に、こうしたアームへの注目はますます高まるばかり。

仰向けに寝ながら映画鑑賞やゲームを楽しめるのも大きな魅力。ベッドで療養中であっても作業や視聴が可能になるため、体調を崩しているときにも重宝するとの声も。

モニターアームを使うと高さや角度の調整が楽にできるため、体の向きや姿勢が変わっても都度モニターを最適位置に移動できます。

デスクと椅子が不要になり、部屋のスペースを有効活用できる点も見逃せません。また、モニタースタンドが不要になるためデスク周りを広く使えるメリットも。横向き・仰向け・座りといった複数の姿勢に対応できるアームもあり、1台で多様な使い方ができます。さらにiPadやスマートフォンなどのタブレット用途にも応用できるのが嬉しいポイント。

使う前に知っておきたいデメリットと安全面での注意点

使う前に知っておきたいデメリットと安全面での注意点

ベッド用モニターアームには便利な面がある一方、いくつかのデメリットや安全上の注意点も存在します。導入前にしっかり把握しておきましょう。

まず、長時間横になり続けると腰を痛める可能性があります。また、布団の上でのタイピングは安定感がなく、キーボード作業がしづらいという点も。さらに、ベッドにアームを取り付けるための初期投資(環境整備費)がかかること、設置に適したスペースが確保できない場合があることも忘れずに確認しておきましょう。

ベッドフレームが不安定な場合、モニターアームが固定できずに揺れたり落下するリスクがあるとの報告があります。耐荷重を超えるモニターを設置するとアームが破損する恐れもあるため、設置前の確認は欠かせません。

クランプ式は横からの衝撃(足で蹴るなど)に弱く、モニターが落下するリスクがあるとの報告もあります。また、アームの角度が足りず仰向けでは不便になるという失敗例も多いので要注意。就寝前のブルーライト使用が睡眠の質に影響する可能性があるという点にも留意が必要です。

取付方式の種類と選び方:クランプ式・支柱式・サイドテーブル設置

取付方式の種類と選び方:クランプ式・支柱式・サイドテーブル設置

ベッド用モニターアームの取付方式は大きく分けると、クランプ式・支柱取付式・サイドテーブル設置の3パターンがあります。それぞれ特徴が異なるため、自分のベッド環境に合わせて選ぶのがポイント。

クランプ式はヘッドボードや家具の板に挟み込んで固定するタイプです。取り付けが比較的簡単な反面、取り付け場所がモニターとアームの重さに耐えられるか確認しておきたいところ。また、クランプ式のみでは高さが最大45cm程度と、やや物足りないケースも。

支柱取付式はメタルラックのポールなどの支柱に取り付けるタイプで、安定性が高いとされています。グロメット式は天板に穴を開けて固定するタイプです。

サイドテーブル(昇降式)にモニターアームを設置するパターンも有効です。5cm程度の隙間があればベッド下に差し込め、キャスター付きで移動が楽なものもあります。

ベッドに直接取り付ける場合と、ベッドの周辺に設置する場合で選択肢が変わります。突っ張り棒やポールを活用してモニターを横から見る設置方法も選択肢のひとつ。なお、アームを設置してしまうと簡単に移動できないため、取り付け場所を事前にしっかり確認することが推奨されています。

耐荷重・VESA規格・可動域の選び方チェックポイント

耐荷重・VESA規格・可動域の選び方チェックポイント

ベッド用モニターアームを選ぶ際は、耐荷重・VESA規格・可動域の3点が特に重要なチェックポイントです。

購入前に必ず確認したい3項目がこちらです。①モニターの重量に対して余裕のある耐荷重か、②モニター背面のVESA規格に対応しているか、③仰向けで使用できるだけの角度調整幅があるか。

耐荷重については、モニターアームは2kg〜10kg程度が多いです。安全マージンを考慮して、モニターより余裕のある耐荷重モデルを選びましょう。なお、COFO無重力モニターアームProは耐荷重14kg、17〜40インチ対応です。

VESA規格はモニター背面のネジ穴の規格で、75×75mmまたは100×100mmが主な規格です。VESAに対応していないアームはモニターを取り付けられないため、購入前の確認をお忘れなく。

可動域については、仰向けでは「真下から覗く」ような構図になるため、上下に大きく角度調整できる機構が重要です。少なくとも180度の回転と上下に30度以上の傾斜調整ができるモデルを選ぶのが基本。また、ベッドからモニターまでの距離は約50〜70cmが目安。材質はアルミニウムやスチール製が主流。24インチ以上の大型モニターには、剛性や保持力が高いモデルを選ぶ必要があります。

ベッドへのモニターアーム設置方法とおすすめ製品

  • 低コストで実現するベッドへの設置パターンとDIY方法
  • 仰向けで快適に使うための角度・距離と使い方のコツ
  • おすすめのベッド用モニターアーム製品

低コストで実現するベッドへのモニターアーム設置パターン

低コストで実現するベッドへのモニターアーム設置パターン

ベッド用モニターアームの設置は、ある程度の工夫で低コストに実現できます。代表的な3つのパターンを見ていきましょう。

パターン1:支柱固定タイプは、メタルラック用ポール(100cm、約1,530円)+U字金具(2個、約1,517円)+支柱取付タイプモニターアーム(約5,170円)の組み合わせで、合計8,000円前後です。ベッドの足とポールをU字ボルト2個でガッチリ固定する方法。ただし、ロングタイプのモニターアームでも長さは40〜50cm程度のものが多く、頭の真上に設置するとほぼ直角になることもあります。ベッドの足元側か頭側かによっては、モニターが遠すぎたり近すぎたりすることもあるので注意が必要。

パターン2:クランプ式+ロングポールは、クランプ式モニターアームとロングポール(100cm)の組み合わせで、100cm程度の高さを確保できます。

パターン3:サイドテーブル設置では、昇降式サイドテーブル(高さ64〜94cm調整可能、耐荷重15kg)にモニターアームを設置します。5cm程度の隙間があればベッド下に差し込め、キャスター付きで移動できるものが便利です。

設置前にはベッド縁のスペースや床の固さを確認することが重要です。また、総荷重計算(モニターとアームの組み合わせが公式耐荷重を超えないか)を使用前に確認することも推奨されています。

仰向けで快適に使うための角度・距離の設定と姿勢管理

仰向けで快適に使うための角度・距離の設定と姿勢管理

仰向けでモニターアームを快適に使うためには、画面の角度・距離・使用時間の管理が重要です。

画面からの距離は50〜70cmが目安。また、画面の上端を目の高さより少し下げた配置が推奨されます。視線の水平角は約15〜25度に保つと快適。

仰向けでは「真下から覗く」ような構図になるため、上下に大きく角度調整できる機構が重要です。通常のデスク用アームでは角度が足りず、不便になる失敗例も多いため、ベッド用途を想定した製品を選んでみてください。

仰向けで快適に使いたいけど、普通のアームじゃ角度が足りないって本当?

はい、通常のデスク用アームは仰向け向けに設計されていないため角度調整が不十分なことがあります。購入前に上下の傾斜調整範囲を必ず確認しましょう。

安全性の観点から、落下リスクを防ぐために信頼性の高い製品を選ぶことが重要です。また、長時間横になり続けず時間を決めてベッドから出て動くことも大切。1時間ごとに5分の休憩を取り、痛みが出たら即見直しましょう。就寝前のブルーライトが睡眠の質に影響するため、使用時間の管理も忘れずに。

人気のベッド用モニターアームおすすめ製品と特徴

人気のベッド用モニターアームおすすめ製品と特徴

ベッド用モニターアームとして人気のある製品をいくつか紹介します。

エルゴトロン MXVは参考価格17,026円で、下方向に90度曲がるアームが特徴です。グロメットマウントの付属はありません。

エルゴトロン LX(45-295-026)はベッド用モニターアームとしても使われる定番モデルです。エルゴトロン製品は可動域の広さや止めたいところでアームがピタッと止まる特性、耐荷重の大きさに定評あり。

Amazonベーシック モニターアームは参考価格16,458円で、コスパが高く機能性も優れています。

COFO無重力モニターアームProは耐荷重2.5〜14kg、対応サイズ17〜40インチで、ダブルメカニカルスプリング式を採用しており軽い力で動かせます。ノブを回すだけでトルク調整が可能(工具不要)で、ケーブル管理用レールも搭載。

サンワサプライ CR-LA358(支柱取付タイプ)は支柱に取り付ける設置方式で安定性が高いです。エレコム DPA-SL01BK(クランプ式)グリーンハウス GH-AMCF01はコストを抑えたい場合の候補として挙げられています。

ベッド用モニターアームの選び方と設置のポイントまとめ

この記事のまとめです。

  • ベッド用モニターアームはテレワーク・リモートワーク需要の増加とともに注目されており、腰やお尻への負担を和らげながら作業・視聴ができる
  • 仰向けに寝ながら映画鑑賞やゲームが可能で、ベッドで療養中でも作業・視聴ができる
  • デスクと椅子が不要になり、スペースを有効活用できる。モニタースタンドが不要になりデスク周りを広く使えるメリットもある
  • 長時間横になり続けると腰を痛める可能性があり、布団の上でのタイピングは安定感がなくキーボード作業がしづらい
  • ベッドフレームが不安定な場合や耐荷重を超えた設置では落下・破損リスクがあるため、設置前の確認が必須
  • 取付方式は「クランプ式」「支柱取付式」「サイドテーブル設置」の3パターンがある。それぞれ設置場所と安定性が異なる
  • 耐荷重は2〜10kg程度のモデルが多い。安全マージンを考慮してモニターより余裕のあるモデルを選ぶ
  • VESA規格(75×75mmまたは100×100mmが主な規格)はモニターとアームの互換性に直結するため、購入前に必ず確認する
  • 仰向け用途では上下に大きく角度調整できる機構が重要。少なくとも180度の回転と上下30度以上の傾斜調整ができるモデルが推奨される
  • ベッドからモニターまでの距離は約50〜70cm、視線の水平角は約15〜25度が快適
  • 低コスト設置ではメタルラック用ポール+U字金具+支柱取付アームで合計8,000円前後から実現できる
  • サイドテーブル(高さ64〜94cm調整可、耐荷重15kg)にアームを設置するパターンはキャスター付きで移動が楽
  • エルゴトロン MXV(参考価格17,026円)、COFO無重力モニターアームPro(17〜40インチ、耐荷重14kg)などが人気製品として挙げられている
  • 1時間ごとに5分の休憩を取り、就寝前のブルーライト使用は睡眠の質に影響するため使用時間の管理が推奨されている
  • アームを設置してしまうと簡単に移動できないため、取り付け場所は事前にしっかり確認することが重要
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