ロジクール RS50の選び方|価格・対応機種・ペダルとG923からの買い替え

ロジクール RS50の選び方|価格・対応機種・ペダルとG923からの買い替え

ロジクール RS50は、最大8NmのダイレクトドライブとTRUEFORCEを備えたレーシングホイールです。初めてそろえるなら、ホイールまで組み付け済みのRS50 Systemと別売ペダルが基本。G29・G923から買い替えるなら、レーシングアダプターを使って手持ちのペダルを残す選択肢もあります。

購入前に押さえたいのは、「Systemでもペダルは付属しない」という点です。ハンドル側の価格だけで予算を決めず、遊ぶ機種・ゲーム、足元の機器、取り付け方法まで一緒に考えましょう。この記事では、日本向けモデルの条件を軸に、何を買い足す必要があるのかを整理します。

この記事のポイント
  • 最大8NmのダイレクトドライブとTRUEFORCE
  • SystemとBaseの構成・付属品の違い
  • ペダル新規購入と流用で分かれる予算
  • 対応ゲームとデスク・足元の設置条件
目次

ロジクール RS50の性能・対応機種とセット内容

最大8NmのダイレクトドライブとTRUEFORCEは何が違う?

最大8NmのダイレクトドライブとTRUEFORCEは何が違う?

RS50のダイレクトドライブは、ギアやベルトを介さず、モーターの力をステアリングホイールへ直接伝える仕組みです。メーカーが示す出力は最大8Nmのピークトルク。常に8Nmで動作するという意味ではなく、公式の設定案内でも、より低い強度で使う場合に触れています。

一方のTRUEFORCEは、ゲーム内の物理データとオーディオデータを、手元で感じるリアルタイムの触覚フィードバックへ変換する機能です。ダイレクトドライブが力を伝える仕組みなら、TRUEFORCEはゲームの情報を感触として伝える機能。購入時には、この2つを分けて見ると特徴がつかめます。

ただし、TRUEFORCEと高度な機能には対応ゲームとの連携が必要です。「RS50をつなげば、どのゲームでも同じ情報が伝わる」とは考えないほうがよいでしょう。強い出力だけでなく、普段遊ぶタイトルがどの機能に対応しているかまでが選択のポイントになります。

RS50 SystemとBaseの違いは?ペダルは別売

RS50 Systemはハンドル側をまとめてそろえたい人向け、RS50 Baseは構成を個別に組みたい人向けです。SystemにはRS50ベース、RS Wheel Hub、RS Round Wheelが含まれ、ハブと丸型ホイールはあらかじめ取り付けられています。

部品を一つずつ選ぶ前提ではないため、初めての購入ではこちらが出発点になります。

比較項目RS50 SystemRS50 Base
製品の構成ベース・ハブ・丸型ホイールホイールベース
モーター最大8Nmのダイレクトドライブ最大8Nmのピークトルクを持つダイレクトドライブ
テーブルクランプ同梱別売
リグ固定用のTナット・ボルト同梱同梱
選ぶ場面ハンドル側をまとめて用意するホイールなどを個別に組み合わせる

Systemの国内型番はGRS-CHSY-PSPC。公式ストアの同梱物には電源、USBケーブル、テーブルクランプ、取り付け用部品などが並びますが、ペダルは含まれていません。商品説明の「すべてが1つのパッケージ」という表現は、ペダルまで含む一式と読み替えないことが大切です。

付属ハブには13個のコンソール専用ボタンと調整可能なパドルシフトがあり、一体型クイックリリースでホイールを交換できます。丸型ホイールはシリコンレザー仕様です。まず付属の丸型から始め、後からホイールを変更したい人にも対応する構成になっています。

PS5・PS4・PCとGT7に対応する?

PS5・PS4・PCとGT7に対応する?

国内向けRS50 System(GRS-CHSY-PSPC)のシステム要件は、PlayStation 5、PlayStation 4、またはWindows 10・11です。

PCではUSB 2.0ポートと150MB以上の空き容量が必要で、いずれもロジクールのフォースフィードバックレーシングホイールに対応したゲームが前提。

高度な機能の利用にはG HUBソフトウェアが必要です。

グランツーリスモ7は、ロジクールのRS50用ゲーム内設定案内に掲載されています。PlayStation向け一覧ではロードカーとGr.X車両の両方が挙げられ、互換モードはRS、ステアリング角度は車両ごとにゲームが自動設定する案内です。GT7を主に遊ぶ人も購入候補にできます。

ほかのゲームでは、同じシリーズ名でも機種別の条件が異なります。例えば公式一覧のAssetto Corsa Competizioneは、PlayStationではPS5版をPRO互換モードで使う案内で、PS4版はサポートされていません。

「PS4対応ハンドルだから、PS4のレースゲームすべてに対応」と広げず、遊ぶタイトルと版を組み合わせて判断しましょう。

Xboxについては構成条件があります。メーカーはRS50 BaseのPlayStation/PC版に、Xbox対応のロジクールG RSまたはPROステアリングホイールを組み合わせる方法を案内しています。国内Systemの標準セットがそのままXbox対応、という意味ではありません。

G923との比較ではTRUEFORCE以外の違いを見る

G923からの買い替えで注目したいのは、TRUEFORCEの有無だけではありません。G923もTRUEFORCE搭載モデルで、公式には2.3Nmのレーシングシステムと説明されています。RS50では最大8Nmのダイレクトドライブや、交換できるホイール構成に価値を感じるかが判断の中心です。

選択基準RS50 SystemG923
公式のトルク表記最大8Nm・ピークトルク2.3Nm
TRUEFORCE搭載搭載
ホイール周りクイックリリースで交換可能手縫いレザーホイール、アルミ製パドルシフター
主な検討理由ダイレクトドライブとホイールの拡張性TRUEFORCE対応モデルとして比較

すでにG923を持っていて、TRUEFORCEを使うこと自体が目的なら、RS50で初めて得られる機能ではありません。一方、モーターの力を直接伝える方式へ移行したい、ホイール交換を含めて構成を育てたい、という希望ならRS50の特徴と合います。

トルクの数値だけで操作感や速さの向上まで決めつけず、何を変えたいかで選ぶのがよさそうです。

ロジクール RS50の購入予算とペダル・設置の選び方

価格はいくら?新規購入と買い替えの予算を分ける

2026年9月25日確認時のメーカー直販ページでは、RS50 Systemが税込99,440円、RS50 Baseが税込59,950円です。以下は同日の表示価格を使った商品代の試算。クーポンやポイント還元は反映せず、机・リグ・ゲーム機・PCなどは含めていません。

購入する構成商品代の試算(税込)前提
RS50 Systemのみ99,440円ペダルは別途用意
RS50 System+RS Pedals121,990円ハンドルとペダルを新規購入
RS50 System+レーシングアダプター106,480円対応するGシリーズペダルを所有済み
RS50 Baseのみ59,950円ホイールなどの費用は別途

新規購入なら、RS Pedalsを加えた約12.2万円が一つの目安です。手持ちのペダルを残す場合は、RS Pedalsの代わりに税込7,040円のレーシングアダプターを加える考え方になります。Baseの価格だけをSystemと比べると安く見えますが、同じ完成状態での比較ではありません。

購入先では国内正規品かどうかも見ておきたいところ。RS50 Systemのロジクール公式ストアは2年間無償保証を掲げ、日本国内で購入された国内正規品に限り保証期間内の対象とし、Logitech G製品は国内保証の対象外と明記しています。

海外向け製品と比較するときは、価格と保証条件をセットで判断してください。

RS Pedalsはロードセルブレーキ付きの2ペダル構成

RS Pedalsはロードセルブレーキ付きの2ペダル構成

新たにペダルを買うなら、同じシリーズのRS Pedals(GRS-PEDALS)が候補です。アクセルとブレーキを備え、ブレーキには最大75kgまでの荷重センサーを採用。メーカーは、ブレーキ力を精確に伝えることで、ブレーキングや車両バランス制御の安定性を高めると説明しています。

アクセルは、磁場の変化を非接触センサーで検知するホール効果方式です。さらに、フレーム上のペダル位置を変更でき、ブレーキの感触はダンパーとスペーサーの組み合わせで調整可能。ブレーキの感触を変えるこの調整には工具が不要と案内されています。

接続方法は使う機種で分かれます。コンソールではRS50のホイールベースへ直接接続でき、この組み合わせにレーシングアダプターは不要です。PCではUSB接続に対応します。新規購入でRS50 SystemとRS Pedalsを組み合わせるなら、アダプターまで一緒に買う必要はありません。

標準の同梱物はアクセルとブレーキで、クラッチはオプション扱いです。3ペダルを前提に考えている人は、2ペダルの価格で完成すると見積もらないようにしましょう。まずはアクセルとブレーキをそろえたいのか、クラッチ操作も含めたいのかを決めると、追加購入の範囲がはっきりします。

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G29・G923のペダルやシフターは流用できる?

対応するペダルとDriving Forceシフターは、レーシングアダプターを使って継続使用できます。RS50の公式ページが挙げるペダルはG25・G27・G29・G920・G923。G29やG923から移行する際に、ハンドルと足元を必ず同時に買い替える必要はありません。

この用途の購入候補が、ロジクールGのレーシングアダプター(G-PRW-RADP)です。RS50側の製品説明で流用対象が明示されているため、まずハンドル側をダイレクトドライブへ移し、ペダルの更新は後に回す構成を取れます。使い続ける機器の型番と、これから購入する部品を分けて数えておきましょう。

逆に、G29・G923のホイールを残して、先にRS Pedalsへ更新する道もあります。公式ストアは、コンソールでGシリーズホイールとPRO/RSペダルを組み合わせる場合に、レーシングアダプターを使う方法を案内しています。

ハンドルの感触を変えたいならRS50側から、ペダルを更新したいなら足元から、という順番を選べます。

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机に設置できる?固定方法と足元のスペースを確認

机に設置できる?固定方法と足元のスペースを確認

RS50 Systemは、机とレーシングリグの両方への取り付けを想定しています。机用にはRS50テーブルクランプ、リグ用にはTナットとボルトが同梱。クランプは取り外して収納できる設計なので、仕事とゲームで同じデスクを使いたい人にも検討しやすい構成です。

ここでもSystemとBaseの違いに注意が必要です。Baseにはリグ固定用の部品が付属しますが、机用クランプは別売。デスクで使う前提なら、ベース本体の価格だけで判断せず、固定部品まで含めて選びましょう。

RS Pedalsを使うなら、机の上だけでなく足元も見ておきます。国内型番GRS-PEDALSの幅は378.8mm、高さは203.5mm。奥行きはエクステンダーなしで381.6mm、ありで421.8mmと変わります。設置場所や収納場所を考える際は、実際に使う構成の奥行きで見積もる必要があります。

ペダル側にはフローリング用の大型ラバーフィート、カーペットグリップ、伸縮式フレーム/ウォールブレースが備わっています。机用クランプと足元の部品は役割が別です。ハンドルをどこへ固定するかに加え、ペダルをどこに置くかまで決めてから、一式を購入するとよいでしょう。

接続後のゲーム設定は、タイトル別の公式案内を出発点にできます。特にPCの一部タイトルでは、PRO互換モードが設定を容易にする場合があり、RS50モードでも手動割り当てで使えると案内されています。

公式の設定例はホイール強度8Nmを前提とした提案なので、唯一の正解として固定せず、前提条件も含めて参照してください。

ロジクール RS50の選び方まとめ

この記事のまとめです。

  • RS50は最大8Nmのピークトルクを持つダイレクトドライブモデル
  • TRUEFORCEと高度な機能は対応ゲームとの連携が前提
  • RS50 Systemはベース・ハブ・丸型ホイールを含み、ペダルは別売
  • 国内SystemはPS5・PS4・Windows 10/11に対応し、ゲーム側の対応も必要
  • GT7は公式設定一覧に掲載され、ほかのゲームは機種・版別の条件にも注意
  • G923もTRUEFORCE搭載のため、買い替えでは駆動方式やホイール交換を重視
  • 2026年9月25日の直販表示価格では、SystemとRS Pedalsの商品代は合計121,990円
  • RS Pedalsは標準2ペダル構成で、RS50へ直接接続する場合はアダプター不要
  • G29・G923などの対応ペダルとDriving Forceシフターはアダプターで流用可能
  • 机用クランプはSystemに同梱、Baseでは別売。ペダルの設置場所も含めて計画
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この記事を書いた人

はじめまして、パソコです。
デスクワーク歴20年、肩こり・腰痛に悩んでデスク環境を整え始めて10年、今ではデスク周りすべてが趣味になっている40代の在宅ワーカーです。
「自分にぴったりの一台・一脚」に出会えるお手伝いができれば嬉しいです。

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